神奈川リハビリテーション病院にて若手PT・OT向け実技講習会を実施しました

query_builder 2026/08/27
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神奈川リハビリテーション病院にて、1〜3年目の理学療法士(PT)・作業療法士(OT)の皆さまを対象とした講習会の第2回を実施しました。



今回も、あらかじめ決めた内容を一方的に伝えるのではなく、まずは参加者の皆さまが日々の臨床で感じている課題を伺うところからスタートしました。


そこで挙がったのが、

  • 介入がいつも同じパターンになってしまう

  • 治療後の再評価が本当に合っているのか自信がない

  • 介入のレパートリーが少ない

  • 患者さんをどこから評価・介入していけばいいのか迷う


といった悩みです。


手技を増やすだけではなく、「臨床を組み立てる力」を


治療のレパートリーが少ない時期には、自分が知っている治療法で対応できる問題ほど目につきやすくなります。

そこで今回の講習では、単に新しい手技を増やすことだけを目的にせず、


身体に働きかける
→ その反応を感じる
→ 再評価する
→ 仮説や介入を更新する


という臨床の基本的な流れを、実技を通して繰り返しました。


「筋緊張が高い=緩める」だけではない


実技の一つとして扱ったのが、筋緊張のコントロールです。

筋肉が硬い、筋緊張が高いというと、「緩める」「伸ばす」という介入を考えやすくなります。

しかし、その緊張が身体の不安定さを補うために生じているのであれば、単純に緩めるだけでは、動いた時に再び緊張が高まることがあります。


そこで今回は、


「緊張を落とす」ことではなく、「その筋肉を使いやすくする」こと

を一つのゴールとして考えました。


周囲に安定をつくり、筋肉の収縮を引き出した上で、アライメントや動きやすさを調整していく。

実際に触れながら、介入前後の筋肉の反応の違いを確認していきました。


支持面・体幹・動作へつなげる


さらに、支持面をどのように感じるのか、体幹をどのように捉えるのか、そして立ち上がりや歩行の中で身体全体の活動をどうつなげていくのかへと展開しました。

体幹についても、単純な「腹筋の強さ」ではなく、身体を支えながら状況に応じて姿勢を調整できることが重要です。

支持面も足元だけの問題ではなく、胸郭・体幹・下肢へと活動がつながる中で捉えていきます。


そして、患者さんの反応を感じ取るためには、患者さんの身体だけではなく、セラピスト自身がどのような身体で相手に触れているかも重要になります。


「自分の治療で身体が変わった」という手応えを


今回の講習で最も持ち帰ってほしかったのは、特定の手技そのものだけではありません。


自分が身体に働きかける。

その結果として反応が変わる。

その変化を自分の手で感じ、次の介入を考える。


そうした、

「自分の治療によって、目の前の身体が変わった」

という臨床の手応えです。


臨床の楽しさは、こうした仮説と検証がつながり、自分自身で変化を感じられるところにもあると考えています。


TherapiCoでは、自費リハビリや通所介護など日々の臨床に加え、そこで培った知見を活かした医療・介護専門職への研修・教育にも取り組んでいます。


今後も、単に知識や手技を伝えるだけではなく、目の前の身体から反応を受け取り、自ら臨床を組み立てていけるセラピストの育成に関わっていきたいと思います。


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TherapiCo-セラピコ-相模原

住所:神奈川県相模原市緑区橋本1丁目17−20 塚田クリニックハウス 1F

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