「2階のお風呂に入る」— 脳卒中リハビリの先にある新しい未来
脳卒中の後遺症による麻痺や運動障害を抱えた方にとって、「できることを増やす」ことは簡単ではありません。しかし、それが決して不可能ではないことを証明してくれた方がいます。
セラピコのリハビリを続けていた利用者様が、ついに目標を達成しました。
その目標とは、「2階のお風呂に入ること」。
リハビリを始めた頃の状態
この方は、脳卒中による左麻痺の後遺症で階段を登ることが困難になり、自宅の2階にあるお風呂に入ることを諦めざるを得ませんでした。病院でのリハビリを終え、日常生活の中でリハビリを続けながらも、「階段を上る」という動作には大きな壁が立ちはだかっていました。
「また自分の家のお風呂に入りたい」
そんな想いを胸に、セラピコの『目標の木』の葉っぱにこの目標を書き込まれました。
諦めなければ可能性は広がる
病院を退院して2年。一般的には「脳卒中の回復は発症から半年~1年が勝負」と言われることが多いですが、セラピコではそうは考えていません。適切なリハビリを継続すれば、何年経っても機能は向上する——それを信じ、私たちは利用者様と共に一歩一歩進んできました。
最初は、足を上げる動作すら難しく、階段の前に立つだけで緊張してしまう状態。しかし、
体幹の安定性を高めるトレーニング
足の運びをスムーズにするための反復練習
実際の階段を使ったシミュレーション
など、少しずつ段階を踏んでリハビリを重ねました。
そして迎えた「その日」
ご自宅の階段の手すりをしっかり握り、リズムを意識しながら一歩一歩踏みしめる。ゆっくり、慎重に、でも確実に上がっていく。ついに2階に到達し、長年の願いだったお風呂に入ることができました。
「できること」は増やせる! 未来は自分で作る
セラピコの『目標の木』に書かれた目標が叶うと、葉っぱに花が咲きます。
この方の目標も達成され、美しい花が咲きました。
脳卒中を経験すると、「もう無理かもしれない」「これ以上は良くならない」と感じることがあるかもしれません。しかし、決してそんなことはありません。
脳には神経可塑性という仕組みがあり、麻痺した手足が改善することは諦めなくてもいいと考えています。
リハビリを継続し、自分の可能性を信じ続けることで、新しい未来は開かれます。
私たちセラピコは、その一歩を一緒に歩む場所です。
「またできるようになりたいことがある」「もう一度挑戦したいことがある」——そんな願いを持つすべての方に、希望を届けたい。
あなたの目標の葉っぱも、一緒に花を咲かせてみませんか?
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TherapiCo-セラピコ-相模原
住所:神奈川県相模原市緑区橋本1丁目17−20 塚田クリニックハウス 1F
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